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名前 :武器の名前 素材 :必要な素材。バスタードソード以外はすべて1個 販売 :販売価格。ストーリーモードでは2倍になる 経験値:武器を1つ作成するときに得られる値。多少のブレがある 攻撃力:敵に与えるダメージを決める 必要経験値:武器を作れるようにするために必要な経験値 秘伝書:秘伝書の入手方法(レアのみ) 素材 :素材の入手方法(レアのみ) 説明 :レア効果 名前 素材 販売 経験値 攻撃力 必要経験値 秘伝書 素材 説明 ロングソード 鋼材 500 1 6 0 (なし) (なし) バスタードソード 鋼材*2 1500 2 11 0 (なし) (なし) サラマンドソード ファイア石 2000 3 13 5 (なし) (なし) フリーズブレイド アイス石 2000 3 13 5 (なし) (なし) 雷鳴剣 サンダー石 2000 3 13 5 (なし) (なし) ナイトソード ウーツ鋼 4300 5 25 50 (なし) (なし) クレイモァ ウーツ鋼 3800 5 33 100 (なし) (なし) フランベルジュ ダマスカス鋼 9000 10 55 200 (なし) (なし) グラディウス ダマスカス鋼 8000 10 73 300 (なし) (なし) ディフェンダー ミスリル 15000 20 98 500 (なし) (なし) ルーンソード オリハルコン 26000 50 104 700 (なし) (なし) 日本刀 オリハルコン 22000 50 145 800 (なし) (なし) 鋼の槍 鋼材 500 1 6 0 (なし) (なし) 火炎槍 ファイア石 2000 3 13 5 (なし) (なし) アイスランス アイス石 2000 3 13 5 (なし) (なし) サンダースピア サンダー石 2000 3 13 5 (なし) (なし) ロングスピア ウーツ鋼 4000 5 27 50 (なし) (なし) パルチザン ウーツ鋼 3600 5 35 100 (なし) (なし) トライデント ダマスカス鋼 8500 10 64 200 (なし) (なし) ハルバード ミスリル 18000 20 72 500 (なし) (なし) ホーリーランス オリハルコン 28000 50 87 700 (なし) (なし) 大身槍 オリハルコン 24000 50 125 800 (なし) (なし) ティルヴィング ウウァフルラーメ 23000 120 112 1000 魔王編、酒場、9日目 魔王編、調査隊、その2 金庫に預けている額に+0.3%の利子が付く(3%まで) ダーインスレイヴ ホグニ 28000 100 176 1000 魔王編、おじいさん、7日目 魔王編、調査隊、その1 秘伝書が手に入る フロッティ ファーヴニル 26000 100 196 1000 魔王編、おじいさん、7日目 魔王編、調査隊、その1 レアアイテムの在り処がわかる ミスティルテイン フロームンド 28000 40 98 1000 魔王編、おじいさん、7日目 魔王編、調査隊、その1 冒険者たちのレベルが上がり攻撃力が1増える リジル シグルズ 15000 20 36 1000 魔王編、酒場、9日目 魔王編、調査隊、その2 売り上げが20%増える カラドボルグ フェルグス 22000 40 24 1000 魔王編、酒場、9日目 魔王編、調査隊、その2 与えるダメージが20%増える(その日限り) クラウ・ソラス ヌアザ 8000 40 88 1000 魔王編、クレイモア、9日目 魔王編、情報屋 素材依頼料が40%引きになる(その日限り 80%まで) フラガラッハ ルー 7000 20 32 1000 人間編、武器、22日目 人間編、情報屋 ウーツ鋼が40個手に入る アスカロン ゲオルギウス 13000 20 43 1000 人間編、海賊、20日目 人間編、情報屋 次の日の販売でお客様の入りが2倍になる アロンダイト ランスロット 14000 20 32 1000 魔王編、クレイモア、9日目 魔王編、情報屋 その時依頼していた素材の必要日数が1日縮まる ナーゲルリング ディートリヒ 7000 20 38 1000 人間編、武器、22日目 人間編、情報屋 ダマスカス鋼が20個手に入る オートクレール オリヴィエ 26000 20 80 1000 ダーインスレイヴ フロッティ 鍛冶経験値を1000獲得する ジュワユーズ シヤルルマーニュ 37000 80 160 1000 ダーインスレイヴ フロッティ 他のレア武器より販売価格が高い 髭切 渡辺鋼 19000 100 262 1000 人間編、ルーンソード 人間編、調査隊2 秘伝書が手に入る 膝丸 源頼光 17000 100 282 1000 人間編、ルーンソード 人間編、調査隊2 レアアイテムの在り処がわかる 村雨 犬塚信乃 23000 80 324 1000 ダーインスレイヴ フロッティ 他のレア武器より攻撃力が高い 村正 徳川家康 21000 100 148 1000 人間編、ルーンソード 人間編、調査隊1 万引き犯が現れる確率が2%低くなる(1%まで) グラム シグムンド 21000 60 142 1000 人間編、武器、22日目 人間編、調査隊2 闇ギルドで売られる素材の価格が5%引きになる(50%まで) レーヴァテイン シンモラ 100 80 538 1000 髭切 膝丸 他のレア武器より攻撃力が異常に高い エクスカリバー アーサー 7000 20 39 1000 人間編、武器、22日目 人間編、調査隊2 オリハルコンが4個手に入る バルムンク ジークフリート 11000 80 436 1000 人間編、ルーンソード 人間編、調査隊1 他のレア武器より攻撃力がとても高い ブルートガング ハイメ 29000 100 164 1000 人間編、海賊、20日目 人間編、調査隊1 ロングソードの人気を下げる デュランダル ローラン 19000 40 62 1000 ダーインスレイヴ フロッティ 冒険者たちの会心の一撃が出る確率が1%増える 天之尾羽張 伊邪那岐 15000 20 10 1000 髭切 膝丸 その日に限り冒険者たちの会心の一撃の出る確率が20%増える 天叢雲剣 須佐乃男 7000 20 35 1000 人間編、武器、22日目 人間編、情報屋 ミスリルが10個手に入る 布都御魂 建御雷神 29000 160 178 1000 魔王編、クレイモア、9日目 魔王編、情報屋 掃除回数が300増える 御手杵 結城晴朝 29000 60 158 1000 魔王編、おじいさん、7日目 魔王編、調査隊、その1 鋼材が20%割引される(90%まで) 日本号 母里友信 31000 200 256 1000 魔王編、酒場、9日目 魔王編、調査隊、その2 金庫額の1/1000のダメージを与える(ただし金庫が空になる) 蜻蛉切 本多忠勝 26000 60 188 1000 ダーインスレイヴ 魔王編、情報屋 石が10%割引される(90%まで) グングニル オーディン 51000 80 1 1000 髭切 膝丸 他のレア武器より販売価格が異常に高い ゲイ・ボルグ クー・フーリン 25000 100 204 1000 人間編、ルーンソード 人間編、調査隊1 鋼の槍の人気を下げる ブリューナク ルー 43000 80 90 1000 髭切 人間編、情報屋 他のレア武器より販売価格がとても高い 天沼矛 伊邪那美 100 1 1 1000 髭切 人間編、25日目、1つもらえる レア武器ボーナスの効果が2倍になる(一部例外あり) 鍛冶技術ツリー ロングソード |- - - - -|- - -|- - -|- - -| 天叢雲剣 バスタードソード サラマンドソード フリーズブレイド 雷鳴剣 | | | | | 天之尾羽張 | レーヴァティン フラガラッハ 布都御魂 | |- - - - -|- - - - -|- - - - -| フルートカンダ ナイトソード クレイモア ティルウィング | | |- - - - | |- - -|- - -| ダーインスレイヴ オートクレール フランベルジュ フロッティ グラディウス ナーゲルリング | | |- - -|- - -| |- - - - -| 日本刀 ルーンソード クラウ・ソラス ディフェンダー カラドボルグ |- - -| | |- - -| | 村正 髭切 | - -| バルムンク グラム エクスカリバー | | ミスティルテイン ジュワユーズ | | 村雨 膝丸 | | リジル アスカロン デュランダル アロンダイト 鋼の槍 |- - -|- - -|- - -|- - -| | ロングスピア 火炎槍 アイスランス サンダースピア | | | |- - - - -| 天沼矛 パルチザン トライデント |- - -| |- - -| 大身槍 ハルバード ホーリーランス ゲイ・ボルグ | | | | ブリューナク グングニル | |- - -|- - -| 御手杵 日本号 蜻蛉切
https://w.atwiki.jp/battle-operation2/pages/3704.html
実弾 ビーム 格闘 シールド その他 武器名 LV 威力 クールタイム 武装切替 備考 必要DP ヒート・ハルバード LV1 1600 3秒 0.77秒 格闘方向に関わらず強制ダウン 機体同梱 LV2 1710 94200
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ハルバード:ボディ 装備性能 アタッチメント 入手手段 画像予定。 型番 SAP-HB-C01 ボディ 射撃性能と機動力を重視したアーマー。飛行速度が強化された高い水準でバランスの取れたボディ。 同シリーズ他部位 ヘッド アーム レッグ 装備性能 ここでは項目を縦に並べています。 「ゲーム内で確認出来る並びと殆ど同じ」と考えて頂ければ、分かりやすいかもです。 ハルバード メモリ容量 2,124 耐久値 4,720 防御力 494 バレット防御 383 レーザー防御 509 飛行速度 6,180 飛行ブースト速度 12,710 ブーストSTM消費 156 ダウン耐性 217 STM回復性能 120 炎上耐性 109 帯電耐性 208 アシッド耐性 109 重量 301 同部位最高値 同部位平均値 同部位最低値 2,290 2,073 1,738 9,800 5,073 2,450 900 431 121 825 384 23 910 358 8 15,000 7,477 2,330 18,960 11,326 3,000 340 157 60 240 105 10 153 108 67 230 107 15 285 135 15 285 101 15 417 281 134 ※上記の表は現在初期ver.の状態です。 アタッチメント 最大スロット枠は3を確認。 種類 確認した付与アタッチメント Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 アーム 拡散角度制御サポート ※ 〇 〇 アタッチメントのレベルはランダムだと思いますが、念のために全て記録しています。 〇=探査オーダーでの付与を確認。 ※.装着しても効果は無いが、付与された事を確認。 入手手段 フリーオーダーでのグリーフの出現は、確定ではないので注意。 【装備している機体】 対象名 出現オーダー オーダータイプ グリーフ 非武装会見任務 ※1 オファー:ランクA ノームナトス工場奪還作戦 ※2 フリー:ランクD コンテナ回収作戦 ※2 フリー:ランクB 解放旅団討伐戦:テラーズ オンライン ストライRT:GF 特殊任務:未確認施設調査Ⅰ 探査 ※1.武装してオーダーを開始し、テラーズと戦う場合。 ※2.装備はしているが、入手は未確認。
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ハルバード:アーム 装備性能 アタッチメント 入手手段 画像予定。 型番 SAP-HB-R01SAP-HB-L01 アーム 射撃性能と機動力を重視したアーマー。基本性能は平均的だが、高い射撃制度補正を備えたアーム。 同シリーズ他部位 ヘッド ボディ レッグ 性能 ここでは項目を縦に並べています。 「ゲーム内で確認出来る並びと殆ど同じ」と考えて頂ければ、分かりやすいかもです。 また、アームに関してはガンアーム系を除いた比較にしています。 ハルバード 消費メモリ 227 耐久値 4,590 防御力 269 バレット防御 257 レーザー防御 273 連射性サポート 38 射撃間隔サポート 130 リロードサポート 115 集弾性サポート 158 投擲性能 219 近接格闘性能 183 炎上耐性 55 帯電耐性 104 アシッド耐性 55 重量 207 同部位最高値 同部位平均値 同部位最低値 296 213 109 7,350 3,814 1,440 525 274 61 413 200 11 493 195 4 200 102 20 197 120 50 200 99 10 200 104 30 300 185 80 313 188 50 121 56 8 143 71 8 143 57 8 336 199 92 ※上記の表は現在初期ver.の状態です。 アタッチメント 最大スロット枠は3まで確認。 種類 確認した付与アタッチメント Lv1 Lv2 Lv3 入手手段 フリーオーダーでのグリーフ・リグレット・グルーミーの出現は、確定ではないので注意。 【装備している機体】 対象名 出現オーダー オーダータイプ リグレット 工場施設防衛作戦 オファー:ランクC グルーミー リグレット 試験用施設防衛作戦 オファー:ランクB グルーミー グリーフ 非武装会見任務 ※1 オファー:ランクA リグレット グルーミー グリーフ ※2 ノームナトス工場奪還作戦 フリー:ランクD リグレット ※2 グルーミー 脱出車両護衛作戦 ※2 グリーフ コンテナ回収作戦 ※2 フリー:ランクB グリーフ 解放旅団討伐戦:テラーズ オンライン リグレット グルーミー ※1.武装してオーダーを開始し、テラーズと戦う場合。 ※2.装備はしているが、入手は未確認。
https://w.atwiki.jp/naruhara/pages/554.html
ハルバード:レッグ 装備性能 アタッチメント 入手手段 画像予定。 型番 SAP-HB-B01 レッグ 射撃性能の機動力を重視したアーマー。地上でのブースト速度とスタミナを効率化するバランスの良い高性能レッグ。 同シリーズ他部位 ヘッド ボディ アーム 装備性能 ここでは項目を縦に並べています。 「ゲーム内で確認出来る並びと殆ど同じ」と考えて頂ければ、分かりやすいかもです。 ハルバード 消費メモリ 269 耐久値 4,230 防御力 468 バレット防御 46 レーザー防御 155 地上速度 4,520 地上ブースト速度 14,470 着地硬直時間 0.56 ダウン復帰時間 1.01 ジャンプ性能 3,060 地上ブーストSTM効率 16 炎上耐性 91 帯電耐性 174 アシッド耐性 91 重量 250 同部位最高値 同部位平均値 同部位最低値 307 256 158 8,160 4,058 1,020 680 331 79 688 325 19 738 305 6 12,500 6,396 1,400 15,000 9,152 3,590 0.77 0.48 0.15 1.50 0.87 0.10 3,800 3,053 2,400 19 10 1 201 93 13 238 110 13 238 84 13 400 257 130 ※上記の表は現在初期ver.の状態です。 アタッチメント 最大スロット枠は3を確認。 種類 確認した付与アタッチメント Lv1 Lv2 Lv3 アーマー 装甲値アップ 〇 レッグ 移動性能サポート 〇 ダウン制御サポート 〇 アタッチメントのレベルはランダムだと思いますが、念のために全て記録しています。 入手手段 フリーオーダーでのグリーフの出現は、確定ではないので注意。 【装備している機体】 対象名 出現オーダー オーダータイプ グリーフ 非武装会見任務 ※1 オファー:ランクA ノームナトス工場奪還作戦 ※2 フリー:ランクD コンテナ回収作戦 ※2 フリー:ランクB ストライ 巨大イモータル戦闘データ収集作戦 フリー:ランクA グリーフ 解放旅団討伐戦:テラーズ オンライン ※1.武装してオーダーを開始し、テラーズと戦う場合。 ※2.装備はしているが、入手は未確認。
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月が見ている。 世界を、星を終わらせる死の満月。 昼間だというのに空に浮き、こちらを見ているそれ。 鏡の中のバケモノに似ていると、東雲あづまは思った。 鏡の国のアリス症候群という奇病が存在する。 鏡、あるいはガラス、水面。 鏡面ならば何でもいい。 あべこべの世界が映るのなら、彼らはどこにでも鏡の国を見出してしまう。 鏡の中の自分が、現実とは違う風に動く。 映るはずのない、そこにないものが映り込む。 幻覚の怪物が手招きし、語りかけ、患者の心を侵していく。 東雲あづまもまた、そうした症状に日常的に苛まれてきた。 発症要因、メカニズム、一切不明。 患者の脳を調べても医学的な異常は一切なし。 そのあまりの奇怪さに、患者達は鏡の向こうに実在する何かを本当に知覚しているのではないかと唱えた医者もいる。 そして、これがただの精神病ではないというその推測は的を射ていた。 鏡面認識異常を抱えた患者達は、文字通り"アリス"なのだ。 ワンダーランドに入り込み、世界を滅ぼす鬼と戦うことの出来る戦士。 いわば、世界の希望。そう称されるべき存在こそ、あづまを始めとしたアリス達なのである。 しかし、あづまにとっては世界の命運などよりよっぽど優先すべき目的があった。 自分を殴り、叩き、犯し、唯一の友人すら奪い取った家族。 家族といっても、正式なものではない。 今はどこにいるとも分からないお母さんとはまるで似つかない、心底醜くて許し難い四人。 彼らを殺すことだけが、東雲あづまの目的だった。 ワンダーランドのある仕組みを利用することで、家族全員を殺す。 聖杯戦争に巻き込まれてしまうというアクシデントがあっても、大元の目的は何も変わっていない。 それだけ追い求めて此処まで来た彼女は、一般的な感性の持ち主から見れば、まさしく異常者に映ることだろう。 「ふあ」 欠伸を一つ、する。 朝の陽射しが眩しい。 いつも通りの飾り気のない服装で、あづまはある場所へと向かっていた。 学校、ではない。あづまはもう随分と長いこと、ほぼ不登校といっていい状態にある。 そもそも彼女は幼稚なのだ。 実年齢よりも、その精神年齢は幾つか下。 小柄なことも相俟って、ある意味では見た目通りの性格ともいえる。 そんなあづまだから、学校のような集団生活を余儀なくされる場所とはそもそも相性が合わない。 よく言えばマイペース、悪く言えば自己中心的で社会性がない。 すれ違う人々は彼女に驚いたり、哀れんだりと様々な顔を見せたが、あづまにとって周りなど腐った南瓜に等しい。 自分と、文鳥ちゃんと、あとまあバーサーカー。あづまの世界はそれだけで、それ以上がほしいとも思わない。 『……どこへ行くのだ、マスター』 「きょーかい」 行き先は、冬木教会。 言わずもがなその場所にいる人物は、昨夜初めて顔を見せた軍服のルーラーだ。 てっきりまたどこかへ散歩、ないしは索敵と言うものだとばかり思っていたバーサーカーはわずかな驚きの感情を抱く。 この猪突猛進な少女が、自ら進んでルーラーの下に向かおうとするなど考えもしなかったからだ。 『何をしに行くつもりだ?』 「しらべもの。ルーラーってすごいやつなんでしょ?」 鳥の死骸などという冒涜的な品物を懐に忍ばせながら、教会に向かおうとする姿のなんと異様なことだろう。 その足で悪魔崇拝のカルト教団に駆け込もうとしていると言われた方が、まだいくらか信憑性がある。 あづまは、何やらルーラーに訊きたいことがあるという。 もちろん聖杯戦争絡みの案件ではあるだろうが、ルーラーの言葉を仰がねばならないほどのこととなると限られてくる。 「セカイオニ殺しのちから。どのくらいまで使えるのか、わかんないから」 アリス。 ワンダーランドで戦う力を持つ者。 本来その"力"は現実世界には持ち出せないはずだったのだが、この世界ではそもそも現実ではないからか、その制約が存在しない。 これまでにも何度かマスター殺しに使ってきたし、それをバーサーカーも実際に見ている。 サーヴァントであるバーサーカーの目から見ても、異様な力だった。 武器を作り出して小さな体で跳ね回り、一刀両断していく姿は驚嘆に値した。 そして、あづまが力の使い方に難儀した様子を見せていたのも事実だ。 確かに聖杯戦争を取り仕切るルーラーなら、その辺りについても知恵を授けてくれるかもしれない。 自分の力がどれだけ出せるのか。 それを把握しておくことは極めて重要だ。 全力と流す部分の区別がつかない兵士など、戦場では真っ先に死んでいく。 戦う力を持ち、自分自身戦うことを望んでいるあづまだからこそ、その辺りは確かに重要なファクターといえた。 とはいえ、それを指摘するなら自分からだろうとバーサーカーは思っていた。 重ねて言うが、東雲あづまという少女は幼く、稚拙なのだ。 しかし今回のように、変なところであづまは利口なところを見せる。 自分の確と見据えた概念以外は見えない、そういう性質なのか。 「じゃま入るとだるい。バーサーカーはそのへんうろついてて」 『了解した。何かあれば、すぐに念話で呼べ』 バーサーカーは未だ、自分のマスターの人となりが分からない。 薄っすらと感じ取れてはいるものの、それだけだ。 善ではなく、悪でもない中庸の灰色。 かつての仲間達……アカメなら、タツミなら、ナジェンダなら、彼女にどう接したろうか。バーサーカーは、考える。 答えはそれぞれの性格によって変わってくるだろうが、共通しているのは一つだ。 彼らなら、決して虐げられる少女を見捨てはしない。 そしてバーサーカーも、この哀しいマスターに見切りを付けるつもりはさらさらなかった。 どれだけ救いようがなくとも、それを決めるのはたかがサーヴァントであるこの身ではない。 「(……俺は戦うだけだ。帝具として、サーヴァントとして)」 小さな足取りを後ろから追いながら、バーサーカーは己の指針を再確認する。 あくまでも此処は聖杯戦争。 通過点でしかなく、大事なのはこの先だ。 なら、自分が腐心すべきは生かすことである。 帝具として、サーヴァントとして、主を生かすために全力を尽くす。 人型帝具であるバーサーカー……スサノオにとっては慣れた趣向だ。 ならば、後はそれをなぞるのみ。 黙して守り、まっすぐに倒し、あづまを未来まで案内する。 教会の扉の向こうに消えていくマスターの姿を見届け、スサノオは霊体のまま移動、近場のマンションの屋上まで跳んだ。 此処ならば近付く気配の察知も、隠形の手段を持たないマスターの接近も瞬時に見抜くことが出来る。 正直、制裁を恐れずルーラーに攻撃を行うような馬鹿が居るとは思えないが――何も危険は物理的なものだけではない。 例えば使う力の情報がちょっと漏れただけでも、戦場では致命的である。 聖杯戦争は単純な武力のぶつけ合いに非ず。 その実情は相手の情報をかき集めて分析し、敵の弱みを洗い出して叩き潰す情報戦だ。 生前ナイトレイドの暗殺者として行動した経験のあるスサノオは、情報の大切さをよく知っている。 だからこそ彼は一切気を抜くことなく、いかなる形での危害も許さぬとばかりに神経を集中させるのだ。 何か来るのなら、看過はしない。 何も来ないなら、それでよし。 のどかな朝の空気の中、一人佇む見えざる狂戦士。 だが――彼を待っていた展開は、予想していたどれとも異なるものであった。 『――何』 体を翻す勢いで、教会の方へと視線を向ける。 次の瞬間、スサノオは凄まじい速度で教会へと駆け出していた。 彼が今感じ取ったのは戦闘の気配。 だが真に驚くべきなのは、それが発せられている場所だ。 スサノオのマスター、あづまが入っていった建造物。 ルーラーが待機している、この冬木市で最も安全な筈の施設。 即ち――冬木教会。他ならぬそこで、今まさに剣呑な戦いが始まったようなのである。 何が起きている。焦燥のスサノオの心を一言で表すならば、妥当な言葉は"理解不能"以外にない。 教会に近付く反応が感じ取れなかったということは、気配遮断スキルを持つアサシンでも潜り込んだのか? そもそもルーラーは何をしている、よもやあの男は襲撃の一つも察知できない愚物だったのか? 契約のパスは生きている。つまり、あづまは死んでいない。では、こんな状況だというのにあづまは何故念話を送らない? 疑問の尽きないまま、スサノオは一刻も早くあづまを救い出すべく教会への道を急ぐ。 結論からいえば、教会で繰り広げられている事態は、スサノオが思い描いたどんな可能性とも異なっている。 サーヴァントはいないし、不届き者のマスターもいない。 どこかの誰かが向かわせた使い魔や宝具による召喚物が暴れているなんて話もない。 そもそも教会には――東雲あづまとルーラーと、管理NPCとされる少女以外には誰もいない。 ◇ 「おや。何の――」 用か、とルーラーが言う前に扉が閉まり、東雲あづまは床面を蹴った。 何も握っていなかった小さな右の手のひらに、お手頃サイズの手斧が出現する。 そのままルーラーへと踏み込んで、その顔面を叩き割らんとあづまはそれを振り下ろした。 しかし手応えはない。あづまの斧はものの見事に空を切っていたからだ。 "すかっ"なんて間抜けな擬音が似合う空振り方だった。 ルーラーがあづまの暴挙に対し取った行動は、ただその場を一歩後ろに退いただけ。 彼の表情は実に涼しいもので、何の焦りも怒りも抱いてはいないように見える。 とはいえ流石に、少しは驚いたようだったが。 「ちっ」 舌打ち一つ。 斧を投げ捨て、また作り直す。 今度は身長ほどもあるハルバードを。 ぶおんと空を切る快音を立てながら、ルーラーの首へ。 「ふむ」 またしてもステップ一つで避けるルーラーに、あづまはなおも追い縋る。 その身のこなしは間違いなく、平和な日本に生まれた少女のものではなかった。 武道の達人顔負けの速度から振るわれる、乱暴だが馬鹿げた威力を秘めた一閃。 あづまの生み出す武器が神秘を宿している以上、当たればサーヴァントすら殺傷出来るだろう。 「投影魔術……とは似て非なるものらしいな。 魔力を消費して神秘に変換し、自分の心象を特定の型に当て嵌めているのか」 珍しいものを見た、と感心したように漏らすルーラー。 その間もあづまは一瞬も手を休めることなく執拗な攻撃を続けている。 薙いで払って突いて切り伏せて切り上げて縦に横に右に左に斜めに、手を変え品を変え。 猛烈な勢いだが、その表情を見るに彼女的にはご不満な展開のようだ。 確かにあづまは、マスターとしては破格の力を持っている。 要は強い思いがあればそれに応えてくれる力なのだ、弱いわけがない。 おまけに武器だけでなくそれを扱うあづま自身の能力も、同様に強くなっている。 ただ積み重ねてきた技量だけは、アリスの力では誤魔化しが効かない。 世界鬼が相手なら、技量の強さはそこまで重要視されないのだ。 的が大きければ振れば当たるし、小さくても粘り強く食い付いていけばどうにかなる。 が、世界鬼より上等な頭脳とスペックを持つサーヴァント相手ではそうはいかない。 現にあづまは、ルーラーの圧倒的な技量を前に彼を傷つけるどころか、武器すら抜かせられずにいる。 「(こいつきらい! うざい!!)」 笑みを浮かべながら攻撃をかわすルーラーに、あづまは神経を逆撫でされたような気分になった。 今まで、あづまの周囲にはいなかったタイプの相手だ。 眉間に皺を寄せるあづまは攻撃の手は緩めないまま、更に攻めるべく戦斧を片手持ちにする。 そうして手空きになった左の手のひらに生み出すのは、右と全く同じ巨大戦斧だ。 数が倍になればそれだけ強い。 同じ動きを倍の武器でやれば敵は死ぬ。 簡単な理屈を大真面目に実行するのが、東雲あづまだ。 大きな力を持った子どもは一番怖いというが、まさに彼女はその"大きな力を持った子ども"だった。 それでもルーラーを捉えられない。 けれど、あづまは何も闇雲に攻撃しているわけではなかった。 ルーラーの動きは達人のものだが、時間さえかければまだ慣れられる。 慣れることが出来たなら、後は強引にぶち破ればいい。 150を少し超える回数斧をぶん回したところで、あづまは一旦後ろに下がる。 気は済んだのかな、とルーラーが言い終えるのも待たずに、新しく出した武器をぶん投げた。 もちろん当たらなかったが、避けた隙を突いてまた疾走、細切れにしてやる勢いで斧を振るう。 ルーラーは相変わらずだ。しかし変わらないままならいける。あづまは、叫んだ。 「とまほぉぉぉ――――――――っく!!!!」 トマホーク――元は北アメリカのインディアンが使っていたとされる斧。 手に持って使うことももちろん出来るが、本領は斧のイメージとは結び付かない投擲にある。 要は俗に言うところの投げ斧。 遠くにいる獲物も仕留められ、ものによってはブーメランのように使うことも出来る変わり種だ。 あづまがさっき投げたのはそれだった。 ルーラーに呆気なく避けられた二本の手斧はぐるぐる回転しながら、背後からその背中に飛んでいく。 それも知っているとばかりに避けてみせるルーラーだが、あくまで飛んできたトマホークが外れただけだ。 あづまの手元にある二本の斧は、依然振るわれない状態のままで残されている! 「ほう。悪くない手だ」 左右から豪速で襲ってくる斧は、流石のルーラーでも避けきれない。 此処で初めて、彼はその得物である剣の柄に手をかける。 火花が散るほどの速度で、ルーラーが抜き放った。 すると、どうだ。あづまの両刃を、抜刀動作だけで相殺してみせたではないか。 攻撃動作を終えたばかりということもあり、あづまの小さな体が押し返される。 力強く床を踏みしめることで踏み止まったあづまは両手の斧を捨て、今度は一振りの"馬鹿でかい"戦斧を出現させる。 防いでくるなら防御ごとかち割ってやる、と言わんばかりの強引な武器チョイス。 が、あづまがその威力を試す前に勝負は決しようとしていた。 「だが、これ以上は看過出来ないな。静粛にしたまえ」 パチン――ルーラーの指が鳴る。 それと同時に、あづまの体を見えない何かが真上から襲った。 すっかり攻撃に取りかかっていたあづまは、為す術もなく地面に叩き伏せられる。 かふっと肺の息を吐き出す音が教会の中に響いた。 「な、んだ、これっ。――はな、せ! この、くそメガネっ!!」 「そう暴れるものではない。それにどうやら迎えも来ているようだ」 暴れるあづまと、それを制するルーラー。 教会の鉄扉が開け放たれたのはまさにその時だった。 扉の向こうから現れる、サーヴァント。 東雲あづまのバーサーカー。真名、スサノオ。 彼は一も二もなくあづまに駆け寄ると、ルーラーを鋭く睥睨した。 それに対しルーラーは咎めるでもなく抜いた剣を収める。 彼はただ、応戦しただけだ。 あづま達がこれ以上続けようとしてでもこない限り、戦闘を続ける理由はない。 「……どういうことだ、これは。何故ルーラーの貴様が、俺のマスターと戦闘していた」 「誤解しないでもらいたいな。仕掛けてきたのはあくまで君のマスターだ、バーサーカー」 「なんだと?」 あづまの顔を思わず見るスサノオだが、彼女がそれを否定することはなかった。 沈黙は時に肯定を意味する。 ルーラーの言い分、あづまの様子、そして教会の中に何も外部からの仕掛けがない事実。 全ての要素が、加害者は東雲あづまであると語っている。 「何故だマスター。何故、ルーラーを攻撃した?」 「……さっきゆった」 「……まさか、お前は」 あづまは、調べものをしに教会に行くと言った。 しかし、ルーラーに話を聞きに行くとは言っていない。 此処でスサノオにもようやく事の真相が見えてくる。 なんということだと、唇を噛む他ない真実だったが。 あづまは嘘をついていない。 最初から彼女はルーラーと戦うつもりだった。 いや、正しくはそうではない。 あづまは元よりルーラーという手頃な"最強"を使って、此処での自分の限界を調べようとしていたのだ。 それを予想出来なかったスサノオを誰が責められるだろう。 どんなサーヴァントでも、まさか自分のマスターがそんな暴挙に出るなどとは思わない。 人間がサーヴァントに挑む時点でおかしいのに、あろうことかルーラー相手にそれをやるなんて。 聖杯戦争のなんたるかを理解している者の行動とは到底思えない、とんでもない自殺行為だ。 「目的はどうあれ、ルーラーへの反逆行為はペナルティの対象だ。 この場合なら令呪一画の没収あたりが妥当だろうが……」 そう、ルーラーを攻撃しないのは単に強いからではない。 多くの場合、彼らはサーヴァントやそのマスターにペナルティを下す力を持っている。 反逆が成功したならともかく、失敗すれば後の聖杯戦争で大きなハンデを負うことになりかねない。 そして今回などは、もはや言い逃れのしようもなかった。 「まあ、魂胆は理解出来る。 主従間で企てた襲撃でもなかったらしいのでな……今回は不問としておこう」 その言葉を聞き終えるのと、バーサーカーが動いたのは同時だった。 座り込んだままのあづまを抱き上げ、床面が陥没するほどの勢いで地面を蹴り、まさに脱兎のごとく逃走。 数秒とかからない一瞬の内に、荒々しすぎる訪問者達は教会を去っていった。 それを見届け、ルーラーは感心したような顔をしているからおかしなものだ。 彼にとって東雲あづまの暴挙は、怒りを覚えるたぐいのものではなかったらしい。 いや――むしろその逆のようですらある。 そんな彼を怪訝な目で見つめるのは、裏に隠れていた美遊・エーデルフェルト。 ルーラーですらない偽りの監督役を従える、表向きは管理用のNPCとなっている少女だ。 「……どうして処罰しなかったの?」 「何も情けをかけたわけではないさ。 サーヴァントが手を出してくるようなら、容赦なくペナルティを与えていた」 そして、理由はそれだけではない。 そのことが美遊には分かっていたから、視線には少なからず責めるような色が混ざっている。 自分の力の底を試すため、一番分かりやすい実力者と見てルーラーである自分を実験台にする。 まさしく、光と意志の力を愛するこの男が好きそうな手合いだ。 共犯者からの揶揄するような視線とまともに相撲を取るでもなく、ルーラーは二人が出ていった扉を見つめる。 とんだ暴れ馬のマスターを掴まされたバーサーカーには同情するが、あの少女は"悪くない"。 魂が闇の方に偏っているのが残念でならないというほど、多くの資質と可能性を秘めた少女だった。 穴熊を決め込んでたまたま生き残れたわけではないのだと、あの戦いぶりを見れば一発でわかる。 「まずは一日目。存分に見せてくれたまえ、君達の輝きを」 時刻は午前8時を少し過ぎた頃だった。 聖杯戦争最後の三日間はまだ始まったばかり。 波乱と激闘で溢れ返るべき戦いのスタートとしては、上々の波乱だろう。 ギルベルトと美遊、二人の黒幕は緩やかな嵐の予兆を既に感じ取っていた。 【D-10/冬木教会/一日目 午前】 【美遊・エーデルフェルト@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ】 [状態]:健康 [令呪・聖鉄]:三画 [装備]:なし [道具]:なし [所持金]:管理NPC扱いのためそもそも必要ない [思考・状況] 基本:聖杯戦争を見守る 1:この男は…… 【ルーラー/セイバー(ギルベルト・ハーヴェス)@シルヴァリオトリニティ】 [状態]:健康 [装備]:長剣 [道具]:なし [所持金]:ルーラー扱いのためそもそも必要ない [思考・状況] 基本:聖杯戦争の運営を行う 1:バーサーカー主従(東雲あづま&スサノオ)に期待 [備考] ※真名看破のスキルにより、バーサーカー(スサノオ)の真名を把握しました。 ◇ 「危ないところだったんだ。理解しているのか、マスター」 スサノオは、あづまを抱えながら人通りのない道を疾走していた。 理由は当然、教会から少しでも離れるためだ。 ルーラーは自分達を不問に付すと言っていたが、戦いを嗅ぎ付けたハイエナがやって来ないとも限らない。 状況を立て直す意味でも一度退くべきだと、スサノオは判断した。 春になったとはいえまだ肌寒さの残る朝の空気。 それを切り裂きながら駆け抜けるバーサーカーとそのマスター。 曲がりなりにも狂戦士を名乗る者とは思えない冷静な口調で主を叱責する彼だったが、正直なところ暖簾に腕押しだった。 「だいじょうぶ、なんとなくわかったから」 「……そういう問題ではない。 相手がルーラーだったことを抜きにしても、今後は二度とサーヴァントに挑むような真似はするな」 ルーラーとの一戦で、あづまは此処での自分の限界がある程度分かったようだった。 しかしスサノオにしてみればまるで安心は出来ない。 彼女が、必要とあらばサーヴァントだろうが殺そうとする思考の持ち主だと判明したからだ。 東雲あづまは殺意の塊だ。 聖杯という目的のためなら、あづまはいくらでも殺すだろう。 マスターでもサーヴァントでも関係なく、さっきのように殺しにかかる。 出来る出来ないではなく――やってしまう。それに取り組んでしまう。 「……あいつはやだ」 「? ルーラーのことか」 こく、とあづまは頷く。 あづまが他人を嫌いだということ自体まず珍しい。 彼女にとって他人とは無価値で、見るに値しないものであることがほとんどだからだ。 そのあづまが明確に好き嫌いを表明するということは、それすなわちよっぽどのことを意味している。 「……あいつ、ちょっとこわかった」 それが強さを指して言っているわけではないことに、スサノオは気付かない。 あづまは被虐待児として、他人の人格や抱える歪みに人より敏感だ。 戦っている間中、あづまは攻撃が当たらないことへの苛立ちに加えて、ルーラーへの微かな恐怖も感じていたのだ。 あの公明正大に見える、裁定者のサーヴァントに。 ルーラーの笑みにあづまは闇を見た。 どす黒く、痛くて苦しい暗さを見た。 自分が、ではない。 他人をそんな風にしてしまう気配を、あの男からは確かに感じたのだ。 ――東雲あづまは復讐鬼だ。 自分を痛め付けた大嫌いな家族を殺すためなら、全ての敵を殺すまで止まらない。 しかしあづまは怪物(フリークス)ではあっても、無敵ではなかった。 彼女はただ人より負の思いが強いだけの、弱々しい少女に過ぎないのである。 【C-10/路地/一日目 午前】 【東雲あづま@世界鬼】 [状態]:疲労(小)、魔力消費(小) [令呪・聖鉄]:三画 [装備]:なし [道具]:文鳥ちゃん(偽) [所持金]:小銭が少しある程度 [思考・状況] 基本:マスター全員殺す 1:さっさと殺して帰りたい 2:ルーラーちょっとこわい [備考] ※アリスとしての能力には以下の制限がかかっています 複雑な機能を持つ武器、道具の製作は不可能。 生命エネルギーの代わりに魔力が消費される。 【バーサーカー(スサノオ)@アカメが斬る!】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:なし [所持金]:なし [思考・状況] 基本:願いはないが、サーヴァントとしてマスターを守る 1:あづまをサーヴァントとは戦わせないつもりだが……
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ハルバード メモリ容量 2,124 耐久値 4,720 防御力 494 バレット防御 383 レーザー防御 509 飛行速度 6,180 飛行ブースト速度 12,710 ブーストSTM消費 156 ダウン耐性 217 STM回復性能 120 炎上耐性 109 帯電耐性 208 アシッド耐性 109 重量 301
https://w.atwiki.jp/naruhara/pages/324.html
ハルバード 消費メモリ 251 耐久値 4,850 防御力 234 バレット防御 200 レーザー防御 327 サイトサイズ R298 ロックオン時間 0.61 ロックオン距離 257 レーダー索敵範囲 384 射撃補助性能 33 炎上耐性 58 帯電耐性 104 アシッド耐性 58 重量 128
https://w.atwiki.jp/naruhara/pages/280.html
ハルバード 消費メモリ 227 耐久値 4,590 防御力 269 バレット防御 257 レーザー防御 273 連射性サポート 38 射撃間隔サポート 130 リロードサポート 115 集弾性サポート 158 投擲性能 219 近接格闘性能 183 炎上耐性 55 帯電耐性 104 アシッド耐性 55 重量 207